悪魔様、この時期になると少々憂鬱なことがあるのさ。
そう、それは来年の運勢を占う、天使とのTALK BATTLEだ。
どうせ悪魔様の圧勝なのはわかっているのだが、ただでさえ多忙な中、
天使とあーだこーだとやり合うのは正直めんどくさくてかなわん。
年占いなど、悪魔様だけでやったほうが簡単&確実なのだがな。
ま、雑誌時代からの恒例だから仕方ない。渋々やってやるさ。
おまえたち、意外と天使のほうがキツイことをいうから油断するなヨ。フフ。
2026年占いの発表は11月中か12月にズレ込むか…さてどうなることやら。
今月の「当たってしまった報告」掲載特典は「成功運」にしよう。
作戦成功するのか、買い物で成功するのか、何で成功するのかは知らないが、
最近何かと失敗続きだというおまえは奮って報告するがいい。







この悪魔様の占いに目をつけたとはすごい雑誌さ。
80年代、90年代、プチセブンは飛ぶ鳥を落とす
イキオイで、日本中の少女たちに元気を与えていたのだよ。
当時、多くの中学・高校で、休み時間に「悪魔の占い」を
回し読みしては、赤(ラッキー)だった、青(アンラッキー)
だったと大騒ぎする女子たちの姿があったという。
月2回発行だったから、悪魔の占いが今より2倍楽しめたわけぢゃ。
プチの読者だったおまえは、もはやいいオバチャンになっているかな?
ヤンママならぬヤンババで孫でも抱いておるかな?
何?「私は今でも20代に見られる美魔女よ!」だと?
いやこりゃ失礼した。証拠写真を送ってこい、フフ。

時は2002年、プチセブンがマサカの休刊となってしまったのさ。やれやれ、これ で我輩も毎度ミチコのところに行かなくても済む、これからはもっと若い美人と遊 ぶゾ、と思っていたら、なんと「プチセブンの継続誌「PS」で「悪魔の占い」を連 載しましょう」と編集長がいったのだよ。悪魔様、人がいい…いや悪魔がいいから、 「しょうがないなぁ、頼みを聞いてやろう」と、また占いを続けたのさ。プチの頃に は容赦なく残酷なことを言っていた悪魔様だが、PSではいくらか手加減してやった。 「悪魔様、優しい~」なんて便りがよく来たものだ。残念ながらそのPSも10年目 の2011年12月号をもって休刊になってしまった。ま、始まったものはいつか終わ るのが定め。最終号をずっと大事に保管しているおまえには、悪魔様が良運を与 えてやる。何? もう捨ててしまっただと? バカだな~フフ。

実はプチセブンが休刊になったあと、「PS」のみならず、トレンド誌「DIME」にも 誘われたのだよ。フフン、この悪魔様に声をかけるなど、さすがトレンド誌だ。ビ ジネスパーソン向けに、プチセブンとはちょいとテイストを変えて「悪魔の御託宣」 ってタイトルで占ってやったのさ。小悪魔たちも背後魔として取り憑いて、数々の イタズラをしたものさ、フフ。ただ、DIMEは男性読者が多かったせいか、「怖すぎ る」「不運なんか知りたくない」という声が続出したらしい。チッ、現実から目を背 けるなど、男は女より弱っちいな。「御託宣」は4年ばかりで終わったが、ごく少数 ではあるものの、根強いファンもいたと聞く。男たちよ、これからはこのウェブで 運をチェックするがよい。
なんと「悪魔様を広告キャラクターに!」と頼んできた企業もチラホラあったのさ。実名を出すのは控えるが、一流どころ ばっかりさ。我が輩、本当に人気者だ。そうそう、我が輩のおかげで、イザベラ・F・ミチコが単独で広告の仕事をしたこ ともあったのだよ。おい、ミチコ、もうすっかり恩を忘れているようだが、思い出して感謝しろよ!
今から10数年前、「悪魔の名前占い1000」を元にして、i-modeでの悪魔の占いもスタートした。名前を入れれば占って もらえるというアレさ。リクエストに応えて、次々と新名前を占ってやったゾ。10年以上かけて占った名前の数は3600 を超えたのさ。2010年にサイトは終了したからもうネットでは読めないが、占った名前をまとめて1冊の本ができた。そ れがこのページで紹介している「悪魔の名前占い 保存版」ぢゃ。さぁ、最初に戻れ。絶版になる前に購入ボタン を押せ、フフ。
「悪魔の名前占いweb」と同時期にスタートしたのが「Facebook小学館キッズ」さ。最初の1年間だけ、特別サービスとして 「悪魔の名前占い 保存版」に載っているすべての名前占いが「Facebook小学館キッズ」で見られるようになっていた。 アクセスの多い名前ランキング、なんてのも発表されていたな。おまえの名前は上位に入っていたかな? フフ。

PSが休刊してしばらくした頃、別冊マーガレットの編集部から連絡があったのだよ。 この悪魔様に別マで占いをしてほしい、とな。フフ、センスのいい編集者さ。そして 始まったのが、その名も「別魔の占い」!読者のお悩みに悪魔様が直接こたえるコーナー もあり、たくさん便りが届いたものさ。この連載は2年3か月と短命であったが 編集、イラスト&漫画、デザイン etc.多くの者に尽力してもらった。 礼をいうゾ。読者の皆にも感謝する。皆々、これからも別マを応援しろよ。 別魔の占いがスタートした2012年10月号か、最終回が掲載かれた2014年12月号の別マ本誌を 大事に保存しておくおまえには、悪魔様が折々に幸運を授けてやるとしよう。フフ。